「美しいお庭」の定義
お庭は美しい方が良いですね！と、皆さまが思う当たり前な事なのですが、、、
ふと「美しい庭」とは何だろう。と思いブログを書いてみたいと思います。
ところで、皆様の思い描く「美しいお庭」はどんなお庭ですか？
考えれば考えるほど悩んでしまいますが、自分以外の誰かと話しても完全に一致することはないかと思います。
素材の選定やお庭のレイアウト、植栽の種類やアプローチなど幾千と選択肢があるので当然だと思います。
先日、長野県の外構業者の集まりで同じ議題でグループディスカッションしてきました。
ベテランから新人の方までいましたが、話し合いの中でよく出たキーワードは…
「植栽」「照明」「建物との調和」「ストーリー性」でした。
美しいというのは、「目」や「耳」そして「心」に訴えてくるものです。
お庭でいえば主に「目と心」に 美しい を訴えかけるということが僕を含め同業の方々の意見でした。
照明を設置することで生まれる夜のお庭の美しさ。
建物と調和できるお庭のレイアウトを作ることにより建物とお庭のコントラストによる美しさ。
植栽を植えることでお庭に高さや奥行を生み出し、家族の願いを込めたシンボルツリーを植えてストーリー性を出し、共に時間を刻み続ける美しさ。
それぞれ違った美しさがあります。
つまり、「美しいお庭」とは人それぞれに正解があり、外構業者が考える「美しい」もほんの一部ということです。
お施主様や建物に合った「美しい」があり、それを実現していくのが僕たちの仕事です。
僕らは、前述のキーワードを踏まえお庭を提案して、そこからより美しくしていくにはお施主様の願いや感性が必要になります。
これからお庭を作りたい方やお庭に少しでもご興味がある方は一緒に「美しいお庭」の考えをシェアしてみませんか？
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